香水は奥が深い！まずは特徴を知っていきましょう！

こんにちは！MINATOスタッフです。

もうすぐクリスマスですね。
いい香りがする人につい自然といい印象を抱いてしまう、そんな経験をしたことはありませんか？

私は、すれ違った時にふわっといい香りがすると、思わず素敵だなと思います。香水を上手に使っていい香りをまとい、クリスマスのような特別な時間に彩りをつけましょう。

「香水」は大きく分けて4種類！

香水は、蒸留水、アルコール、香料で作られています。
液体の中に含まれる香料の割合や香りの持続性によって、呼び方が分かれています。

規則はないのでメーカー毎に呼び方が異なることもありますが、主に「パルファム」「オードパルファム」「オードトワレ」「オーデコロン」に分けられます。

オードトワレ、オーデコロンは聞いたことがあるかもしれませんが、他は聞きなじみがないかもしれないですね！それぞれの特徴について書いていきます。

パルファム

parfum（P）と略されます。
濃度：15～30％
持続時間：5～7時間
香水の中で最も濃度が高く、持続性も長いです。

オードパルファム

eau de parfum（EDP）と略されます。
濃度：10～15％
持続時間：4～5時間
パルファムに次いで濃度が高いです。現在パルファムの販売が少なくなってきているため、「香水＝オードパルファム」と認識されることが多いです。

オードトワレ

eau de toilette（EDT）と略されます。
濃度：5～10％
持続時間：3～4時間
ほんのりとした香りが数時間続くものが多く、カジュアル使いにぴったりです。

オーデコロン

eau de cologne（EDC）と略されます。
濃度：3～5％
持続時間：1～2時間
オードトワレよりさらに軽い使い心地の香水です。気軽に付け直せるため、香りが特に飛びやすい夏にオススメです。

香りは時間によって変化！

実は香水は時間の経過とともに香りが変化します。

付け始め～15分くらいまでを「トップノート」、2時間くらいまでを「ミドルノート」、それ以降を「ラストノート」といいます。
中心となるのは「ミドルノート」の部分なので、お出かけの30分前くらいに付けると香りが落ち着いてオススメです。

例えばひとつの香水で「トップノート：フローラル」→「ミドルノート：シトラス」→「ラストノート：オリエンタル」というように香りの変化が楽しめる香水もあります。

そのため、テスターを付けたムエットを持ち歩き、実際の香りの変化を見るのがオススメです。

実際に香水を選んで付けてみましょう！おさえておきたい3つのポイント！

ポイント１　ほのかに香る付け方

香りは強すぎると人によって不快に感じることもあるので、付ける場所と適切な量を押さえておくことが大切です。

付ける場所

・手首
血管が多いことから体温が高い場所であり、よく動く場所なので、香りを周囲にふわっと広げてくれます。

ただし、香りが周囲に伝わりやすいことから、食事の時はマナー違反になるので、会食や結婚式などでは手首に付けないようにしましょう。

・耳のうしろ
耳のうしろも血管が多く、香水をつける場所としておすすめです。
ただし、顔に近いので直接香水を吹きかけると、香りが濃すぎてしまうこともあります。耳のうしろには手首などに塗ったあとに手で付けるのがおすすめです。

・膝、足首の内側
香りは下から上に広がっていく性質があるため、丁度よくふわっとした香りを楽しむことができます。
食事の時でもマナーを守って香りを楽しむことができます。

・おへその近く
手首ほど動きの範囲が広くないので、近くにいる人にだけ香りがほんのり届くイメージです。外気に触れないので、香りが長続きしやすいです。

適切な量

濃度や付ける場所にもよりますが、1部分に半プッシュ～1プッシュが目安です。
そのままボトルを持ち吹きかけるのではなく、指にとって塗るように皮膚に馴染ませるのがポイントです。

手首や耳のうしろなどの温度が高いところは香りやすいので量は少なめに、膝や足首の内側などの温度が低いところはほのかに香りやすいので、量で香りの強さをコントロールします。

よくやってしまいがちですが、手首同士で擦ると香りが飛んでしまうので、指にとって塗って馴染ませると香りが長持ちします。

ポイント２　季節に合った香りの選び方

主な香りの種類には、
フローラル：薔薇やラベンダーなどの花の香り、
シトラス：オレンジやレモンのようなさっぱりとした柑橘系の香り、
ウッディ：木・森など自然を連想させる香り、
オリエンタル：中東のようなエキゾチックな香り
等があります。

季節によって好まれる香りがあります。
春はお花、夏はフルーツ、秋は木の香りといった具合です。
季節も意識して、その時に合った香りを付けられるといいですよね！

それでは、クリスマスにぴったりの香りは何かというと、「甘くて濃厚、少し重めな香り」です。

寒い冬には濃い香りが馴染みます。
具体的には、女性にはローズやバニラ、ムスクの香りがオススメです。
男性はムスクやシダなどの香りを身に付けて、温かみのある雰囲気をつくると好印象を与えます。

暖かい春なら、女性には春に花が咲くジャスミン・チェリーブロッサムなどフローラルベースの香りがオススメです。
男性は清潔感のあるミントやグリーン、シトラス系を選ぶとさわやかで好印象です。

春は空気が乾燥しがちなので、香りがもっとも飛びやすい時期です。
お出かけ前には普段よりも多めに付けてみるといいでしょう。

暑い夏なら、女性にはシトラス系・マリン系・石鹸系がぴったりです。
甘い香りがお好みであれば、みずみずしいフルーツ系の香りもオススメです。
男性はミント系・石鹸系・アクア系・マリン系などの爽やかで清涼感のある香りがマッチします。

夏は汗をかきやすく、こまめに汗ケアをしたうえで付けると香りが混ざらずにいいです。

少し肌寒くなる秋には温かみのある香りだと心が癒されます。女性にはローズやカーネーションなどのフローラル系や甘いフルーツ系などの香りがオススメです。
男性はウッディ系やオリエンタルな香りが似合います。

ポイント３　オーガニックや天然成分の香水で肌に優しく

海外においては香りをつけることは文化になっており、毎日香水を付けることが習慣となっています。
そのため、日常使いには肌に優しいノンアルコールや天然成分の香料など、成分にこだわった香水が選ばれています。セレクトショップMINATOでは、フランスのオーガニックフレグランスブランドの「アコレル」の香水を取り扱っています。
100%天然成分の香料でできているため肌に優しく、香りもとても穏やかです。

初めて香水をお使いいただく方にも使いやすいと思いますので、是非店頭でお試しください。